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放棄した図

放棄した1手詰の図です。

1手詰?
・無駄移動を考えずに、復元型無駄合のみを考慮した場合1手詰になっている(はず)

1手詰?コンクールの図面を改良しようとしたものの、思いのほか手数が伸びずに断念しました。
図面は暫定図だったので、かなり雑です。


作意
32龍まで一手詰

※ループ手順
「32龍、42歩、41龍、43玉、42龍、34玉、33龍、25玉、
24龍、36玉、26龍、47玉、37龍、58玉、38龍、48歩、
同龍、69玉、59龍、78玉、89龍、67玉、69龍、77玉、
79龍、67玉、68歩、58玉、59龍、47玉、48龍、36玉、
37龍、25玉、26龍、34玉、23龍、35玉、24龍、36玉、
26龍、47玉、37龍、58玉、38龍、48歩、同龍、69玉、
59龍、78玉、89龍、68玉、69歩、67玉、87龍、58玉、
78龍、47玉、48龍、36玉、37龍、25玉、26龍、34玉、
24龍、43玉、33龍、52玉」で一周

上下が干渉しているので、普通の詰将棋にも組み込みにくい……
なんかいい改良案思いつかないものだろうか。
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よく分からない合駒

飛打飛合の詰将棋を作って柿木先生に見せたところ、
想定手順より2手長い手数を返してきました。

おかしいぞと思い、手順を確認してみたところ、次のような手順でした。
飛打飛合
(※抽象した図です。受方の持駒が制限されています。ご注意ください)

作意手順
23飛、24飛合、同飛成、同玉、23飛まで5手詰

柿木先生の解答
23飛、24飛合、同飛成、36玉、27角、46玉、26龍まで7手詰飛歩余り

※変化手順
2手目に36玉は、27角、46玉、26飛成まで5手歩余り

よく分からないのでこの図は断念しました。


柿木の画面を眺めていたら、そういえばということで
『詰棋めいと』30号~31号の縫田光司氏作を思い出しました。
縫田氏作
小邑沙樹氏の「ML規約談義 予告編」から引用

 この作品の本手順は次のどれだろうか?
(A)49角、74角合、同飛生、87玉、88歩、同桂成、96角まで7手詰[完全作]
(B)49角、74角合、同飛生、66玉、76飛、57玉、58歩、67玉、78銀まで9手詰[Aの7手詰と並立する2手変長作]
(C)49角、66玉、76飛生、57玉、58歩、67玉、78銀まで7手詰[駒余り不完全作]

(中略)

 ちなみに、(A)と(B)は2手目の「74角合」を有効合と見て、(C)は無駄合と見ている。


同じという訳ではないのですが、なんとなく思い出す感覚は分かってもらえるでしょうか?


そういえば(2度目)、この縫田氏作って、無駄合@wikiの広義無駄合に当たるのかな?
よく分からないです。

結論:どっちにしてもよく分からない


参考文献
小邑沙樹(2002)「ML規約談義 予告編」『詰棋めいと』30号

柿木将棋のエラー?(後)

前回、「冗談のつもりだった」と書いたのですが、
もともとは「冗談です」で閉じる予定でした。

しかし、安江氏の論考「古時計は回りはじめた」を読んで、一筋縄ではいかないことを悟りました。

田島秀男氏作「古時計」を解説する技量は私にはないので、
問題の個所を抽出した図面で代用します。
(なお、図面制作にあたって、森七段作の参考2図を参考にしました)

15
※「受方持駒指定」の詰将棋です。他の飛金銀桂香は駒箱にしまってあります。ご注意ください。

古時計を参考にした作意は、
15飛、45歩、35飛、27玉、37飛まで5手詰
です。

※私なら、「15飛、45歩、35飛、46玉、45飛、36玉」で
持駒が増えてループするので45歩は復元型の無駄合として、
15飛まで1手詰
と思うところです。


安江論考をもとに原作者の主張をこの図に適用すると、
・4手目46玉は、2手目45歩を無駄にさせる手なので27玉が最善
・2手目45歩自体は無駄合ではないが、4手目46玉とすることで無駄合に変化する
・したがって、「無駄合の除外」から46玉と逃げられない
ということになるでしょう。

安江氏は、本来「無駄な合駒の除外」なのではなく「無駄な応手の除外」であるとして、
4手目46玉が無駄応手にあたるためダメと主張しています。


これが正しいとすると、柿木将棋は無駄応手の除外を実行しているということになります。
(「驀進」についてはやっぱりよく分かりませんが)

また、WFP第35号の自作は、受方に変化の余地があるため、1手詰ではないという裁定になるでしょう。
困った。


参考文献
安江久男「古時計は回りはじめた」『月刊詰将棋パラダイス』2001年3月号
批判と応答については、2001年4月号~6月号を参照

柿木将棋のエラー?(前)

馬ノコの無駄合馬ノコの無駄合その2からの派生ネタです。

1手詰?コンクール用の詰将棋を作っていると、柿木将棋の求解エラーによく出会います。
例えばこのような図を解かせると、求解エラーが出て、「17手で詰みました」と言ってきます。
14-1.jpg

作意は
82龍、83歩、93龍、73玉、83龍、62玉、72龍、51玉、61龍、42玉、
41龍、33玉、32龍、24玉、23龍、35玉、25竜、46玉、36龍、57玉、
47龍、68玉、47龍、35玉、36龍、24玉、25龍、33玉、23龍、42玉、
32龍、51玉、41龍、62玉、61龍、73玉、72龍、84玉、82龍
でループ完成(1歩増加)

したがって、
82龍まで1手詰

柿木将棋の出力した手順を読んでみると、15手目の図から分岐していることが分かります。
14-3.jpg

ここから35に逃げるのが私の意図した手順ですが、
柿木先生は15玉と逃げて、25龍までとワザと討ち取られています。


これについて、柿木将棋の不具合と解釈するのが普通だと思います。
しかし、

「この逃げ方は玉方最長に則った正しい逃げ方なのではないか」
という考えがずっと頭の片隅にありました。


説明
35玉と逃げると、受方は以下一切変化の余地なくループ完成の局面まで持ち込まれてしまいます。
(受方に変化する余地がココしかないことをご確認ください)
そうなると、2手目83歩が無駄合と判定され、結局1手詰扱いになってしまいます。
しかし、15玉と逃げれば(すぐに詰まされてしまいますが)ループ完成の局面に持ち込まれることはなく、
無事17手詰となります。

無駄合で1手詰にされにいく35玉と、明らかな自爆をする15玉のどちらが正しい「受方最長」なのでしょうか?

もしかしたら柿木将棋は、後者が真の受方最長と考えているのかもしれません。

どちらが正しい「受方最長」なのでしょうか!(2回目)


・・・と思ったら、「驀進」を解かせてみたら歩合される前に自爆していました。あれ?


参考文献
WFP第21号「1手詰?コンクール」:http://www.dokidoki.ne.jp/home2/takuji/WFP21.pdf
例題には変化の余地がありません。悩んだ結果、コンクール出品作では一応変化を潰しておきました。
が、その後、そんなことにこだわらなくてもいいと思い直し(第35号では変化可能)、現在に至ります。



「受方最長に疑問を呈す」という体の冗談のつもりだったのですが……

後半へ続く

無駄っぽさ・補足

前の記事から思いつきで続けます。

例えばこんな図はどうでしょうか?
c
48飛、57玉、58飛、67玉、68飛、77玉、
78飛、87玉、88飛、76玉で次の図

逆側に玉によける順は、作意順を応用すれば早く詰む(が、長いしややこしい(※))


d
77歩、67玉、68飛、56玉、57歩、47玉、
48飛、36玉、37歩、27玉、28飛、37玉で次の図

歩(例えば77歩に同玉)を取ると、79香と打たれて、
本譜と違い7筋に香の効きによる壁ができてしまうので早く詰む(※)


e
39香、47玉、48飛、57玉、59香、67玉、
68飛、77玉、79香、87玉、88飛、96玉、
97歩、同玉、98香まで37手詰

香と飛車で端まで追いつめて詰み。
39香に38歩は、同飛、27玉、28飛、16玉、17歩、同玉、18香まで


※いちいち合駒して折り返す手順を読まなければならないため、無駄に煩雑



コメント:※でいちいち合駒をして折り返す手順を読まなければならないのに、
     最後だけ無駄合扱いというのはおかしい。出題不適切作品が妥当か?



前の記事は、「なんか無駄感が違わない?」ということでしたが、
今回は、「こういうのを作るときは、合駒を(無駄合ではなく)きちんと早詰として処理できるようにしましょうね」
という話でした。言ってることが全然違いますね。はい。



参考文献
詰将棋おもちゃ箱「くるくる展示室No.61」老花現象氏作2008年1月:http://www.ne.jp/asahi/tetsu/toybox/kurukuru/kt061.htm
中合が2回入りうるが、同手数駒余り以内に収めている例。こうありたいものです。
プロフィール

sogain

Author:sogain
使い方がよく分からん
私の立場については下の「立場」から
簡単な説明は「はじめに」から
まとめは「まとめ」から
とかやればいいんだろうか

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