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果報は寝て待て

卒論出したwww審査突破できるかは謎www
協力詰で合駒枯渇作戦が上手くいったので、元企画にも再チャレンジしてみました。

受先形式の詰将棋ならN手、通常の詰将棋ならN+3手以上で詰む図を作れ。
ただし、両者の詰上りは(持駒も含めて)同一であること。



Before (WFP19号)
19/14
詰将棋19手&受先詰将棋14手
54と直、同成香、同と、同玉、34龍、53玉、33龍、54玉
56香、65玉、63龍、64歩、54龍、66玉、55龍、67玉
68歩、同玉、66龍
まで19手詰

(受先)、64歩、54と直、同成香、同と、同玉、56香、65玉、35龍
66玉、55龍、67玉、68歩、同玉、66龍
まで14手詰


After (こないだtwitterに投下)
9/6
詰将棋9手&受先詰将棋6手 ※受方持駒指定
21龍、22香、24歩、13玉、11龍、24玉、
22龍、23歩、26香
まで9手詰

(受先)、22香、24歩、同玉、22龍、23歩、26香
まで6手詰


なんということでしょう
盤面はおろか手順さえあとかたもなくなりました

持駒制限してますが、不自然さがだいぶ減ったのでいいんじゃないかなと思いました。
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おばかな作品展

この世に卒論のなからましかば
と思っている状況です。

今回はフェアリーでも。

WFP53号出題のおばかな作品展の解答が発表されましたね。
おもしろい作品ばかりで楽しい企画だったと思います。

一部解図しようと試みたのですが、時間がとれず断念しました。
卒論め……

解図メモを公開してみます。


1
全種1手詰
加賀さやかさんのかしこ1手詰を思い出した

2
52馬?
53馬をひっくり返して確認したところ。
よって52馬で詰み
→配置的に龍でないことが明らかなので×


・振駒をして僕が先手
「と」が0~2枚


3-5
9+25=34
583

斜め4
縦6

141*4
100*6
=1164円

斜め3
縦7
1123円コレ


以上、一題正解です。
※下のメモは14番です。振り駒の考察を始めようとして、すぐやめているのが分かりますね。

放棄した図

放棄した1手詰の図です。

1手詰?
・無駄移動を考えずに、復元型無駄合のみを考慮した場合1手詰になっている(はず)

1手詰?コンクールの図面を改良しようとしたものの、思いのほか手数が伸びずに断念しました。
図面は暫定図だったので、かなり雑です。


作意
32龍まで一手詰

※ループ手順
「32龍、42歩、41龍、43玉、42龍、34玉、33龍、25玉、
24龍、36玉、26龍、47玉、37龍、58玉、38龍、48歩、
同龍、69玉、59龍、78玉、89龍、67玉、69龍、77玉、
79龍、67玉、68歩、58玉、59龍、47玉、48龍、36玉、
37龍、25玉、26龍、34玉、23龍、35玉、24龍、36玉、
26龍、47玉、37龍、58玉、38龍、48歩、同龍、69玉、
59龍、78玉、89龍、68玉、69歩、67玉、87龍、58玉、
78龍、47玉、48龍、36玉、37龍、25玉、26龍、34玉、
24龍、43玉、33龍、52玉」で一周

上下が干渉しているので、普通の詰将棋にも組み込みにくい……
なんかいい改良案思いつかないものだろうか。

よく分からない合駒

飛打飛合の詰将棋を作って柿木先生に見せたところ、
想定手順より2手長い手数を返してきました。

おかしいぞと思い、手順を確認してみたところ、次のような手順でした。
飛打飛合
(※抽象した図です。受方の持駒が制限されています。ご注意ください)

作意手順
23飛、24飛合、同飛成、同玉、23飛まで5手詰

柿木先生の解答
23飛、24飛合、同飛成、36玉、27角、46玉、26龍まで7手詰飛歩余り

※変化手順
2手目に36玉は、27角、46玉、26飛成まで5手歩余り

よく分からないのでこの図は断念しました。


柿木の画面を眺めていたら、そういえばということで
『詰棋めいと』30号~31号の縫田光司氏作を思い出しました。
縫田氏作
小邑沙樹氏の「ML規約談義 予告編」から引用

 この作品の本手順は次のどれだろうか?
(A)49角、74角合、同飛生、87玉、88歩、同桂成、96角まで7手詰[完全作]
(B)49角、74角合、同飛生、66玉、76飛、57玉、58歩、67玉、78銀まで9手詰[Aの7手詰と並立する2手変長作]
(C)49角、66玉、76飛生、57玉、58歩、67玉、78銀まで7手詰[駒余り不完全作]

(中略)

 ちなみに、(A)と(B)は2手目の「74角合」を有効合と見て、(C)は無駄合と見ている。


同じという訳ではないのですが、なんとなく思い出す感覚は分かってもらえるでしょうか?


そういえば(2度目)、この縫田氏作って、無駄合@wikiの広義無駄合に当たるのかな?
よく分からないです。

結論:どっちにしてもよく分からない


参考文献
小邑沙樹(2002)「ML規約談義 予告編」『詰棋めいと』30号

レジュメ

帰省した時にまとめたちょっとしたレジュメです。
議題が無駄合ではなく変別論争ですが、詰将棋のルール史を考える上で参考になると思います。



吉村達也(1999)「毎日がパラダイス」『月刊詰将棋パラダイス』1999年2月号より
吉村さんによる変別の簡潔な要約

作意より短手数または同手数駒あまりの変化手順に気づかず、それとは別の手順で変化を追ったところ、作意と同手数かそれよりも長く、駒もあまらずに詰んだために、それが作意であるかのように錯覚されてもやむを得ない詰手順(p.22)


※川崎さんによると、「作意」→「本手順」がより正確らしい。

詰キストの世代は、昭和二十年代半ばに勃発し昭和三十八年まで続いた変化別詰大戦争をリアルタイムで経験しているか否かで、戦争体験者と戦無派とに二分されるのです(p.24)


※1950年(昭和25年)→変別論争の開始
 1963年(昭和38年)→森田山田対談

○前史
昭和20年代初頭の詰棋界の論客、盛山文質氏の主張
→妙手順優位説への論理的批判→妙手説の衰退

作者が編み出した作意を唯一絶対な「本手順」だと認める客観的な基準が必要になってきたことを意味します(p.24)


しかしまだ変別の概念は現れてこない

○これで行く、これで行かない変別論争
1950年盛山氏が変別○論を主張する

…論争の的となる変別とは、先に書きましたように、それが作意のそっくりさんになりうるレベルのものです。作意が本手順なのか、変化別詰が本手順なのか、甲乙つけがたいという状況を招く種類のものです。
 そして、先の盛山氏が初めて、そのレベルでの変化別詰の概念を提起し、変化別詰は解答募集形式の詰将棋において、解答者が作意だと判定してきても×にはできない――つまり、変別○論をぶちあげた。変別論争の皮切りです。
 妙手説を一蹴した論客だからこそ、本手順の客観性を突きつめていけば当然ぶち当たる問題でもありましたが、盛山氏の理論がきっかけになって変別解は×に決まっている、という考えが定着しはじめていただけに、意外といえば意外なところから論争の火は起こったのです。(p.25)




吉村達也「毎日がパラダイス」『月刊詰将棋パラダイス』1999年4月号より
○有名な方々
田宮克哉氏
・変別○論の論客(「おのずから変別は○に決まっているのであり、変別×論は絶対に認められない」(p.22))
・議論の仕方が独特

森田正司氏
・変別○論(「変別×論という考え方もありうるということを理解した上での変別○論」(p.22))

山田修司氏
・変別×論

○森田山田対談
昭和38年11月号「変化別詰論争に終止符!」

 この対談は最終的に、変別○論の森田さんが山田さんに一歩譲る形で議論がまとめられています。ただしそれは森田さん側から①変別○論は「全面的着手自由」を解図原則とした正しい理論であること②変別○論の登場により、逆に変別×論の理論づけも可能になったこと③変別×規定を作るとしても○論を正しく理解してこれを無視するような態度をとらないこと、という3点を申し入れ、変別×論者の山田さんも、変別○論のおかげで変別×論の正しい認識がなされたことを認め、それゆえに数十年にわたる規約論争はムダではなかった、という点で意見の一致をみました。
 ところがその対談の最後に鶴田主幹の言葉があって、これで論争に一区切りをつけ、今後は「変別は×」という結論をもとに解答審査をしていく、とあっさりまとめられているのです。(p.23)


つまり、このときには主幹が自分の意見を通した形になっている。
というか無駄にヒートアップしたのは、主幹のせいな部分もある


詰将棋のルールの歴史を考えるならば、
①詰上がり駒余りの消滅(江戸時代初期?)
②妙手説(妙手優位説)の衰退(昭和初期~戦後すぐ?)
③変長の減少(昭和の終わり~平成期?)
などが挙げられると思います。

無駄合は②と大きな関わりを持つ(?)ので、昭和初期~戦後しばらくにかけての証言を調べる必要があるでしょう。
しかし、私は当時どんな雑誌があったのかすら把握していません(なんという見切り発車!)。


参考文献
吉村達也 「毎日がパラダイス」『月刊詰将棋パラダイス』1999年2月号、1999年4月号
プロフィール

sogain

Author:sogain
使い方がよく分からん
私の立場については下の「立場」から
簡単な説明は「はじめに」から
まとめは「まとめ」から
とかやればいいんだろうか

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